【目的】
 モニタリングポストは,東京湾千葉灯標において水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度,流向・流速,海上風の風向・風速を連続的にモニタリングし,そのモニタリング結果を インターネット携帯電話を通じてリアルタイムに公表するものです.モニタリングポストで得られた観測データは,東京湾の汚染メカニズムの解明や環境再生対策の効果評価のために有効利用されます.



【モニタリングポストの設置位置】  モニタリングポストは東京湾の北東部に位置する千葉灯標(北緯35度34分05秒,東経140度02分45秒,千葉港の南西約5km)に設置しています.



【モニタリングポストのシステム構成】
 モニタリングポストは,千葉灯標に設置した海上観測局装置と海上保安庁海洋情報部に設置した陸上通信解析装置の2つの装置で構成されます.
 海上観測局装置には,自動昇降水質測定システム,流向流速プロファイラー測定システム,風向風速測定システムが配備されており,水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度,海潮流の流向・流速,海上風の風向・風速を連続的に観測します.
 陸上通信解析装置は,海上観測局から送信された観測データをデータベースに保存し,一般の方々に分かりやすく画像化し, インターネット携帯電話を通じてリアルタイムにデータ公開します.





【観測項目・観測間隔】
 モニタリングポストは,自動昇降水質測定システム,流向流速プロファイラー測定システム,風向風速測定システムの3つの観測システムにより,水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度,海潮流の流向・流速,海上風の風向・風速の7項目を連続観測します.
 自動昇降水質測定システムは,水質測定装置(深度,水温,塩分,溶存酸素,クロロフィルa,濁度)を1時間に1回(毎正時)海面から海底まで1m間隔で自動的に昇降させてデータを観測します.
 流向流速プロファイラー測定システムは,超音波ドップラープロファイラーを使用して,1時間に1回(毎正時)1m層毎の流向流速データを観測します.流向流速データは1分間の平均値データとして記録されます.
 風向風速測定システムは,気象庁検定を受けた風向風速計を使用し,15分毎に10分間の最大風速・風向と平均風向風速を観測します.


【観測データが公開されるまで】
 千葉灯標で得られた観測データは,携帯データ通信によって,海上保安庁海洋情報部の陸上通信解析サーバーへ送信されデータベースに保存されます.その後,データベース化されたデータはデータ公開用サーバーにより一般の方々に分かり易い画像に加工された後、 インターネット携帯電話を介して公開されます.